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定年世代の私らにとって、東京タワーというものは、
発展の象徴でもありました。
「ALWAYS~三丁目の夕日~」でも、そのへんは描かれましたが、
こちらの記事も、なかなか興味深いですね。
さて、2011年にテレビがデジタル放送に変わるのにあたって、
新東京タワーなるものが推進されています。
新東京タワーとは、東京都墨田区押上に建設される予定の電波塔で、
事業主体は東武鉄道。
名前は東京スカイツリーになったそうで。
2008年半ばに着工、2011年半ば竣工予定。完成すれば高さ日本一の建造物となる予定です。
新東京タワーは、都心部での高層ビルの増加に伴う電波障害を低減すること
(特に受信機が小型で影響を受けやすいワンセグ放送に対応すること)、
アナログ放送と同規模のエリア確保を目的に、600m級のタワーが必要であるため、
東京タワーの代わりに建設される地上デジタル放送用の電波塔。
高さは約634mを予定しており、展望台が450mの高さに建設されるとか。
東京都墨田区の東武伊勢崎線の押上駅と業平橋駅の間に挟まれている
東武鉄道の本社の隣接地で所有地でもある貨物駅跡に建設。
そのため、事業主体は、東武鉄道が全額出資する新東京タワー株式会社であり、
約500億円の事業費を東武鉄道が出資。
建設費は約400億円。経済効果は毎年、約480億円が見込んでいると言います。
2011年7月24日に予定の地上アナログテレビ放送の終了に備えたわけですが、
現在公表されているデザインは、五重の塔を参考にした地震などによる揺れを
抑える構造で、概観は日本刀の緩やかな曲線をイメージ。
今後決まる色は、隅田川にマッチするよう、シルバーとブルーを基調とする予定。
建設されれば高さでは、現在世界一であるカナダ(トロント)のCNタワー(1976年完成)を越し、
中国の広州にできる同じ610mの広州テレビタワー(2009年完成)に並びます。
しかし、自立式建造物としては2010年に先に完成するモスクワの
モスクワシティタワー(ロシアタワー)に越される見込み。
また展望台の高さも、472mの上海環球金融中心(2008年完成)や、
最低でも808mのブルジュ・ドバイなど、続々と海外で建設されている
超高層ビルの展望台には及ばないのですね。
そのため、高さで「世界一」ではないわけです。
さて、そんな新東京タワーが実は不要。
東京タワーをちょっと継ぎ足せば、デジタル放送対応が
できるという話も出てましたが……。
新東京タワー自体、どうもなじみがないわけですから、
無理に建てなくても、とも思うんですがね。
どうなんでしょうね。
▼飾ってノスタルジーにひたる
