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定年をもうすぐ迎えるという方にお祝いと挨拶はどうする? その準備と現状、世の中の動向も含め、お届けします。
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高齢者の行方不明が話題となっていますが、
そもそも100歳を超えてくると、その生活費も
無理が出てきそうです。

生活保険文化センターが出したアンケートで、
老後を夫婦2人で暮らしていくうえで、日常の生活費として
月々いくら必要か?という調査をしたところ、
最低限の生活費は平均24万2000円、
ゆとりのある生活費は平均37万9000円という結果が出ています(平成16年度)。

■ 定年後の生活費は1ヵ月にどのくらいかかる?
【※総務省2005年家計調査】 

                           (60歳~69歳)/ (70歳以上)
食費       ■6万7838円 /6万1049円
住居費      ■   9237円/ 1万6728円
光熱・水道     ■2万1417円/ 2万0278円
家具・家事用費■1万0568円 /     9120円
衣料費              ■1万1698円/      9068円
保険・医療費    ■1万5149円/ 1万5079円
交通・通信費    ■3万2972円/ 2万0284円
教育費              ■    1125円/       865円
教養・娯楽費  ■3万1007円/ 2万4439円
交際費その他 ■7万6281円/ 6万0434円
合 計       ■28万7293円/ 23万7345円

生活の必需品としての費用はどうやっても絞ることは難しいですが、
やはり娯楽・交際費あたりが、絞れるところのようではあります。
 
ただし、1ヵ月にもらえる年金の額から考えると、やはり
足りない…というのがわかりますね。

毎月15万円程度赤字としたら
1年の赤字は180万円。

10年(70歳)で1800万円。
20年(80歳)で3600万円。

定年後に何年生きるかにもよりますが、
ざっくりした計算で、これが必要な「貯蓄額」ということになってきますよね。

しかも、これはあくまでも「生活費のみ」の話です。
これ以外にも、いろんな支出、不意の支出は様々な形でありえるわけです。

ここで、できる方法は2つ。

●支出を減らす(※生活内容を見直す)
●収入を増やす(※定年後も雇用継続で働く、もしくは資産を運用する等)


さて、どちらを取るか?

そのへんは、ライフスタイルに合わせて、考えるといいでしょう。
「定年後=節約=みじめな暮らし」ではなく、
ブランド志向は捨てた生活の見直しで、生活はシンプルにでき、
意外となんとかなったりするものです。

「定年後準備は、55歳からでも遅くない」という意見もあるほどです。

こちらの本は、結構参考になりますよ。オススメです。

▼『資金ゼロからの定年後プラン』



1章 定年まであと5年―55歳は、発想や価値観を変えるとき
(定年後の生活資金1億円。この額は本当か
/夫婦で話し合ういいチャンス/「定年後=節約=みじめな暮らし」ではない ほか)/
2章 家計のムダを徹底的に見直す―定年後に向けた生活プランづくり
(定年後の収入と支出の見通しをはっきりさせる
/最大の収入源、公的年金はどんな仕組み?/公的年金は、いつから、いくら受け取れるか ほか)
3章 定年後の5年間をどう乗り切るか―年金を受け取るまでの働き方
(55歳から、定年後の仕事を考えておく/雇用延長には3つのかたちがある
/給与が大幅にダウンしたら、公的な制度でカバー ほか)

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